こんにちは!
「大事なのは方法論ではなく個体差の評価!」 分子栄養学に基づいたトレーナーによるトレーナーのための栄養講座「トレーナーの為の栄養学講座」 岡洋介です。
便秘についてはクライアントやセミナーを受けていただいている方に聞かれることも多いです。
僕はこの間の腸のセミナーでも様々な症状別の方法論をお伝えしましたが、根本に※低血糖があればうまくいかないです。
※低血糖の指標など関連記事はこちら
方法論で言えば大腸の1番のエネルギーは短鎖脂肪酸なので、善玉菌を摂取するとともにそのエサとなる水溶性の食物繊維を摂取して発酵を促し短鎖脂肪酸を産生させます。特に酪酸菌は大事です。
ですが、そもそも低血糖があれば交感神経がonになり、消化器官の働きは抑制されます。
日中の血糖値は保てていますか?
・眠気
・手汗
・人と話すのに緊張する
・どもる
・焦燥感、不安、イライラ
・電車に乗るのが不安
・感覚過敏
などなど
原因はミトコンドリアが回ってない、糖新生の能力が低い、脂肪肝など肝機能低下、甲状腺機能低下や副腎疲労、インスリン抵抗性などなど。
日中であれば適切なタイミングでの補食で血糖値を安定させることができます。
上記のような症状のある方は空腹になってからでは遅いです。下がった血糖値をあげようとコルチゾールやアドレナリン 、ノルアドレナリンが過剰に出ます。
そして血糖値がこれらのホルモンによってかなり上がったところで補食することで血糖値が爆上げになります(ソモジー効果)→太る&反応性の低血糖。
ですので、低血糖の症状の強い方は決まった時間に補食することが大事です。
アミノ酸やMC Tオイル、雑穀米のおにぎりを少しとか。
又は無添加の出汁スープにあごだしや煮干しの粉を混ぜる、くず粉を混ぜるなど。
ドリンクですと数十分おきにほんとに少量ずつ摂取するということもでき、血糖値の維持がしやすいです。
慢性痛やコリも低血糖があれば根本的には治りません。それと脳への感覚入力が適切でないと交感神経を抑制できないため、根本的には治りません。
脳に関しては素晴らしいトレーナーの方々がいらっしゃるので是非そちらで学んで下さい。僕も学びに行っています。
栄養は「トレーナーの為の栄養学講座」で。
ではまた^_^