こんにちは!

「大事なのは方法論ではなく個体差の評価!」 分子栄養学に基づいた血液データリーディング・栄養評価・ダイエット・健康に関するセミナー「トレーナーの為の栄養学講座」岡洋介です。

「腸が悪いとダイエットがうまくいかない」
「リーキーガットと低血糖」

インスリンの分泌はインクレチンという小腸から出るホルモンによる依存が大きいです。
食後数分で分泌され、それによって膵β細胞に貯蔵されていたインスリンが分泌されます。

これをインスリンの第1相といって、とても重要になります。これが、正しいタイミングで適切な量出ることで血糖のコントロールがうまくいきます

しかし、リーキーガット(腸漏れ症候群)があると、インクレチンを分泌する細胞が機能不全を起こしているため、分泌がうまくいきません。

リーキーガット→インクレチン↓→インスリン第1相↓→血糖コントロールうまくいかない

となります。
第1相のインスリンにより※グルカゴンが抑制され、血糖値の急上昇が抑えられ、その後のインスリンの分泌も適度なものとなります。

※最近では糖尿病はいかにグルカゴンを抑えるかというのがテーマとなってきています。その辺の話はセミナーにて。

第1相のインスリン分泌がうまくいかないと画像のようにその後のインスリンの分泌が血糖値に対してタイミングが遅れて出るような形になり、低血糖を誘発します。

低血糖になるとその症状の1つとして甘い物を欲します。これは根性の問題ではなく低血糖の1つの症状です。

その他甘い物が辞められない原因として鉄不足や、ドーパミン神経の問題など色々ありますが、それらは「原因に対する症状」であり、根性論とか目標設定とかコーチングの問題じゃないです。

ですので、その原因を特定する方法とそれに対するアプローチを知らなければ解決できないのです。

今日の例で言えば、腸のアプローチが抜けていたら血糖のコントロールもうまくいかず、ダイエットもうまくいかないのです。

というわけでクライアントの栄養状態を評価し、原因が特定できるようになりたい方。

共に学びましょう!^_^