「大事なのは方法論ではなく個体差の評価!」 分子栄養学に基づいた血液データリーディング・栄養評価・ダイエット・健康に関するセミナー「トレーナーの為の栄養学講座」岡洋介です。
「ストレスにビタミンC?」
「副腎のビタミンC需要が高い理由」
ポイント
・コルチゾールの生成に必要な酵素CYP450にはビタミンCが必要
・コルチゾール生成時に副産物として活性酸素が出る
ストレス(精神的、肉体的ともに)がかかると、ストレス応答ホルモンであるコルチゾールが副腎から出ます。
コルチゾールはステロイドホルモンであり、コレステロールを材料に作られます。
コレステロールからステロイドホルモンを作る時にCYP450という酵素が必要です。
CYP450にはヘムが含まれます。ビタミンCはヘムを分解する酵素のヘムオキシゲナーゼを抑制します。
ビタミンCが欠乏するとヘム↓でCYP450↓となり、コルチゾールの生成がうまくいきません。
そしてコレステロール→コルチゾールの時にCYP450が働くのですが、副産物として活性酸素が出ます。
ストレスがかかるとコルチゾール生成が活発となり、活性酸素↑となり、抗酸化物質であるビタミンCの需要が増えるのです。
副腎疲労についてははこちら
まとめ
副腎疲労対策には抗酸化もすげー重要!
トレーナーのあなた
血液検査で酸化ストレスを判定する項目はなんでしょう?
その項目の適正値は?
このブログを読んでいただいている皆さん。
一緒にフィットネス業界を良くしていきましょう!日本を健康にしちゃいましょう!^_^