「大事なのは方法論ではなく個体差の評価!」 分子栄養学に基づいた血液データリーディング・栄養評価・ダイエット・健康に関するセミナー「トレーナーの為の栄養学講座」岡洋介です。
「トレーナーは自分を基準にするな」
ダイエットしたい等のクライアントに対してすぐにプロテインなどのたんぱく質摂取を勧めるトレーナー。
そりゃ最終的にはちゃんとたんぱく質が消化吸収できるようになって、たんぱく質の摂取比率が増えるのはいいことなんだけど。
トレーナーは自分を基準にし過ぎなんです。そりゃトレーナーなんて普段から筋トレしてプロテイン飲んでる筋肉◯カ(僕も含めね)なんだから、クライアント全員にそれを当てはめちゃダメでしょって話です。
でも、
今まであまり運動してないとか、糖質が多めとか疲れやすいとか元気がない方は、そもそもタンパク質の消化が苦手だったり、糖新生がうまくいってない場合が多いです。
ですので評価が必要なのです。
・消化の指標は?
・糖新生に関わる酵素は?
・糖新生を促すホルモンは?
・低血糖の指標は?
分からない方は評価ができないということです(>_<))
この様なクライアントにたんぱく質やアミノ酸を摂取させてもうまくいかない場合もよくあります。
上記の評価の結果、
タンパク質の消化がうまくいかなそう、糖新生がうまくできてなさそうだった場合。
こういう時はMCTオイルです。
MCTオイルは非常に消化が簡単で、口内と胃のリパーゼでほぼ分解できちゃうので、膵リパーゼを必要としません。胆汁も必要としません。ミトコンドリアに入るのにカルニチンも必要としません。
・エネルギー化しやすい
・消化酵素を節約することでタンパク質を節約できる
・ケトン体を産生しやすく、糖新生の必要量を軽減
・血糖値の乱高下の軽減
などなど。
しっかりとクライアントの個体差を考慮してアドバイスしましょう!
ちなみに、MCTオイルは飽和脂肪酸だから〜とか言っているトレーナーもいますが、飽和脂肪酸のネガティブな面は長鎖脂肪酸の場合です。
MCTオイルにそういったネガティブな報告はないです。
これは明らかな勉強不足です。
・栄養を「最短」でかつ「トレーナーの上位数%のレベル」で学びたい方。
・クライアントにちゃんと向き合いたい方。
・血液データを読めるようになりたい方。
・他のジムやトレーナーと圧倒的に差別化をしたい方
・クライアントの栄養状態を評価できるようになりたい方
一緒に学んでいきましょう!